令和6年能登半島地震の活動報告

 

令和6年能登半島地震の活動報告

この記事は、私がWEDR内部で行ったことや、今後のWEDRの方針を可能な範囲でお伝えする記事となっております。

突然襲われた悲劇...

1月1日、この日は家族で過ごすメンバーが過半数を占め、私は情報技術開発部のZeoliteと新ソフトの開発をしていた時だった。突然鳴り出すP2PやWEDRのソフト達。私は直ちにメンバーを緊急招集させたのち対応を指示した。私は情報の収集をし、今後どのような指示を出すか考察していた。そうすると予測震度が「7」と表示され、緊張は更に高まった。初めてのこともあり、一部のメンバーは焦燥感に駆られていた。

スマホのエリアメールは関東や関西でも鳴り出し、一気に緊迫とした空気となった。

私は、ただメンバーを冷静に対応させるのに精一杯だった。

私が住んでいる千葉県でも揺れを感じ、「これはあまりよくないかも」と確信した。

臨時配信を指示するも、メンバーの焦りで開始に遅れが生じ、気づけば津波警報が発表された。

私は、臨時配信の指示を捨て、すぐさまにitioka3_10に「配信音声をはにわに切り換えて欲しい。」と指示を出し有声放送を実施した。

訓練では何回か声有放送を行っていたが、いざ実践となると上手くいくわけではありません。今考えると反省点が次々に出てきます。

しかし、そんなことを考えている暇はありません。次々に更新される情報。連続して発生する地震。そして大津波警報。私は有声をやめなかった。ただ避難を呼びかけることに夢中になっていた。

裏の情報が聞けるようにスマホにイヤホンを挿入し、片耳は裏の情報が聞こえるようにし、片耳はPCのイヤホンで有声の音声を聞きながら続けていた。

そんな中だったが、状況をしっかりと受け入れることが出来た新人メンバーたちが臨時配信を開始。チャットやXでの情報提供を許可し避難を呼びかける事を始めた。

そこで私も少し安心した。WEDR全員が冷静になったところで現在の状況の把握を行った。

現状報告はに!!!

はに)

「緊急招集、対応、有声、臨時配信開始を把握。

現在、石川県能登半島地震大津波警報が発表されている。発表エリアは石川県能登。同エリアで1.2mの津波観測との情報が入っている。

今後の情報については、(地震情報に関する話)、津波観測に関する情報は全て有声放送を実施する。そして、各SNSにも情報発信をすること。そして、被害情報を収集すること、その際の注意事項として、ガセ、デマの情報の共有を防ぐために情報媒体をしっかりと確認すること。(以下略)」

と指示をした。

そして、同地震でメンバー内の安否や被災していないか要確認を行い実施をした。

体力の限界はに...

時間も気づけば23時を回っていた。体にも限界が来る時間帯でもある。

徐々にメンバーも疲れが見え始め、これからのタイムシフトを作成することにした。

はにわは2時まで対応し、会長や早く寝るメンバーは明朝に対応をすると約束をした。

WEDRは防災を呼びかける団体でもあるが、ここでメンバーを酷使してしまうのは、メンバーの発達にも良くないし、身体パフォーマンスにも影響を及ぼす可能性がある為、メンバーの体調にはメチャクチャ配慮しますし、僕もお願いをしています。

この日は10時間を超える対応だったのでぐっすり眠れました。

やっと緊急対応終了...

翌日になって津波注意報もやっと解除され、WEDRでも緊急対応を終了した。

しかし、まだまだ油断は許されない為、はにわは総本部のみ緊急対応ボタンを開発した。

←※総本部にしか渡していないすげえボタン

緊急招集をかける時になったらわざわざメンションを使わなくてもボタンで呼び出し、すぐ通話に参戦できるシステムの為、総本部での作業工程の削減することができ、迅速な対応をすることが可能となった。

最後に

今回の令和6年能登半島地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

私の友人も石川県輪島市に住んでいるのですが、まだ連絡がとれておりません。

我々WEDRは、これから石川県を少しでも助けることができるように何かしらの計画を考えております。

準備が出来次第またお知らせすると思いますので、もうしばらくお待ちください。

頑張ろう北陸!

 

 

 

おまけ

対策をしよう!

災害発生後72時間(3日間)は救助・救援活動を優先させるため、物資の支援は遅くなってしまう可能性があります。支援物資が被災地に届くまで、個人で用意をして対応することが望ましいとされています。なので、最低3日分は準備しましょう。

この防災セットはとりあえず何かあったときに非常に役に立つグッズが全て入っているものとなっております。値段は少々お高めですが、災害保険として購入してみるのもアリですね。

 

ヘルメット


 

 

 

プラスαであったらいいもの(衛生品編)

携帯用シャンプー


 

携帯用マウスウォッシュ


 

 

また機会があるときに防災グッズに関する記事も書こうと思いますので、今回はこの辺で。